医局員募集

募集情報

現代医学の進歩は多くの領域にわたりめざましいものがありますが、 中でも画像診断学は最も発展著しい分野の一つであり、 画像診断学を担う医師の需要はますます大きくなってきています。 これは、この 20年間でどれだけの CT や MRI が日本中の医療施設に設置されてきたかを考えれば一目瞭然です。 当科では、この様にますます重要性の高まる画像診断のエキスパートを 一人でも多く育成し医療の現場に供給することと、新たな画像診断技術の 発展を支えるに足る優秀な研究者を送り出すことを、最重要課題として取り組んでいます。 このため当科では、画像診断に興味があり意欲のある若手医師を広く募集しています。 興味の有る方は是非下記の連絡先までご連絡下さい。見学なども大歓迎です。 現在、感染対策上、当院の見学については、一定の条件を満たすことが求められております。 WEB面談も考慮していますので、まずは、電話、メールにてお問い合わせください。お待ちしています!

< 連絡先 >

  • 大野 豪(教育研修担当助教) 電話: 075-751-3760 e-mail: goohno*kuhp.kyoto-u.ac.jp (*→@に変更ください) (教育研修の内容に関するお問い合わせ先)
  • 画像診断核医学(放射線診断科)教授秘書室 電話: 075-751-3760 e-mail: pkt*kuhp.kyoto-u.ac.jp (*→@に変更ください) (事務的な内容に関するお問い合わせ先)
  * 診療に関するお問い合わせには対応しかねますのでご了承ください。

< 募集概要 >

現在当科では、京都大学医学部附属病院及び関連施設と協力して研修プログラムを作成しています。 研究志向の方も、臨床志向の方も、幅広い研修プログラムで皆さんのご要望にお応え致します。 現在、2023年度採用専攻医募集中です。 京大病院放射線科専門研修プログラムによる3年間の後期研修です。 なお、専攻医の募集方法の詳細については、 日本専門医機構日本医学放射線学会のサイトも ご確認ください。 病院見学と希望者への面接は随時受け付けております。 原則として、決定者から順次、研修機関を決定していますので、 当科に興味のある方は、早めに上記の連絡先までご連絡下さい。 連絡先は以上の通りです。 病院見学、面接の日程を調整させて頂きます。興味のある方はご連絡下さい。 学生さん、初期臨床研修医の方も 随時見学、相談など受け付けておりますので、 お気軽に上記の連絡先までご連絡下さい。

FAQ(よくある質問)

Q1 京大出身でないと不利なことはありますか?
A1 全くありません。出身大学を問わず大歓迎です。 現在のスタッフ・大学院生は京大出身者以外が約半数を占めます。
Q2 既にとある診療科での後期研修をはじめましたが、どうも自分にあわないような気がしてきました。 既に1年半すぎてしまいましたが、今からでも放射線科をはじめることは可能でしょうか?
A2 全く問題ありません。 専門医取得の要件を満たすために、放射線科として初めからスタートすることになりますが、これからの長い人生を考えればどうってこと無いはずです。またそれまでの診療科における修練や経験は、放射線科医としてのサブスペシャリティーに役立つことがあり、これまでの時間は 決して無駄にならないと思います。
Q3 物理とか数学とかあまり得意ではないけど、やっていけますか?
A3 大丈夫です。むしろ得意でない人の方が多いかもしれません。 必要が生じた時に勉強を始めるのも楽しいですよ。
Q4 どうも自分に向いてないような気がしますが・・・
A4 たしかにこれだけは必ず大丈夫と言い切ることは困難ですが、 実際にはいろんなタイプの放射線科医がいて、 個性を生かして仕事しています。 それぞれの性格にあった放射線科医になればよいと思います。 例外もあるでしょうが極論すれば、 放射線科医に向いていない人は「医者」に向いていないと言っても良いと思います。 極端にコミュニケーションが悪い人だけは中央部門の仕事に向かないといえますが、それ以外は大丈夫です。
Q5 専門職として手に技をつけたいんですが・・・
A5 問題ありません。画像を体系的に解釈出来ること自体が充分に専門的技能ですが、 さらに放射線科医の業務として、 IVR (interventional radiology)などのトレーニングも受けられます。
Q6 将来食いっぱぐれはないでしょうか?
A6 医師の労働条件は国策にも影響されるので、絶対と言うことはありませんが、放射線科読影医師数は圧倒的に不足しているので、私たちの世代ではまずありえないものと考えています。
Q7 画像診断医としての就業形態は多様と聞きましたが・・・
A7 遠隔画像診断のことでしょうか? 確かに通信インフラの整備やパソコンの機能向上にはめざましいものがあり、 病院からの距離に関係なく自宅や出張先から画像診断レポートを作成する事も可能となってきています。 ただ現状では実際に病院にいなければできない業務も多く、 ほとんどの放射線科医は院内で仕事をしています。 大学院生などに担当してもらっている他病院でのアルバイトなども、 外来担当などと違って、好きな時間にいって読影すればよいものもあります。
Q8 放射線被ばくが心配です。
A8 IVRや核医学検査などで多少の被ばくはありますが、 私たちは放射線を扱うプロであり、放射線防護対策がしっかりしています。問題となるような被ばくを生じることはまずありません。