研究メンバー
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- 代表:清水 大功(助教)
- 大野 豪(助教)
- 大西 康之(特定病院助教)
- 嶋田功太郎(特定病院助教)
- 染矢 祐子(大学院生)
研究テーマ
IVRグループは上腹部グループに属しています。
IVRはインターベンショナル・ラジオロジー(Interventional Radiology)の略で「画像下治療」と訳されます。X線透視、超音波、CTなどの画像診断機器を利用しながら、血管内などの体内に細い管(カテーテルや針)を入れて病気を治す治療法です。低侵襲で幅広い領域で応用されています。
臨床業務は 血管系領域では経皮経肝的門脈塞栓術(PTPE)、肝細胞癌(HCC)に対する動注塞栓療法(TACE)や動注カテーテル(A-port)留置、出血症例に対する救急・緊急の血管塞栓術(TAE)などを行っており、非血管系領域でもHCCに対するラジオ波治療(RFA)、胆道系IVR(ドレナージ、ステント留置)、膿瘍ドレナージ、 イメージガイド下生検など、幅広い領域に対応しています。
当院では肝移植、肝切除に関するIVRが多いのが特徴で、これらを主なテーマとして研究活動を行っています。
院内カンファレンスはIVRカンファレンスのほか、肝胆膵関連などを扱う他科との合同カンファレンスに参加し、画像診断とともにIVRの治療方針の決定に携わっています。